大曲動物病院トリミングについて
当院のトリミングは予約制です。希望される方は事前にご連絡ください。
また、予防接種がお済みでない場合は、予防接種をしてからになります。
初めての方は、予約をお受けする際に予防接種の確認をいたしますのでよろしくお願いいたします.
トリミングについて質問をいただきました。大曲動物病院のトリマーである下込有起がお答えします。
トリミングの目的は？
トリミングはワンちゃんの体の毛をきれいにすることの他に、
・全身を点検する…怪我やおできがないか？
・直接体に触れる…肌に湿疹やフケなどの異常がないか？
・耳の掃除…痒みや痛みがないか？
など、ワンちゃんの身体全体のチェックも行います。
これによって病気の早期発見が出来るのです。
おうちでもスキンシップを取りながらブラッシングをしていただくと肌の健康にとても効果的です。
毛玉やもつれ毛の防止にもなります。ぜひ、チャレンジしてみてください。
トリマーさんはどうやってトリミングをしているんですか？
トリミングするときにはまず専用のトリミングテーブルにワンちゃんを載せます。これはテーブルに載せることによってワンちゃんたちの動きをある程度制限し、トリミングをしやすい環境を作るためです。
その後に爪切りで伸びた爪を切り、耳のなかの掃除をして、足の裏から生えた余分な毛をバリカンで取り除くなどをしてシャンプーします。シャンプーで体の汚れを落とし、リンスで毛をもつれないように仕上げます。
そして、ドライヤーを使って体毛の水分を飛ばして毛を乾かします。短毛のワンちゃんはヒゲを切るなどをして大体はここで終了します。
その他のシーズーなど、毛の伸びるカットの必要なワンちゃんたちはハサミやバリカンを使って体の毛をカットしていきます。
トリマーになって大変だったことはなんですか？
大変なことはいろいろあるのですが、やはり一番大変なのはトリミングにやってくるワンちゃんたちは１匹１匹がみんな違う性格を持っているということです。
大人しくやらせてくれる子やチョロチョロと落ち着きのない子、とても臆病ですぐトリミングテーブルの上で伏せってしまう子、触られるのが大嫌いで怒って噛み付いてくる子など様々です。
実際に鋭い牙で噛まれてしまい、指に穴があくほどの怪我をしたことも何回かあります。
逆に、トリミングはハサミなど刃物を扱う仕事なので急に動き出すワンちゃんたちを怪我させないようにトリミングするのは大変です。トリミングは毎回体力勝負ですがワンちゃんたちをきれいにして、飼い主さんやワンちゃん自身にも喜んでもらえるととても嬉しいです。
Copyright @ Oomagari Animal Clinic All right reserved